英語ビジネスメールの書き方(本文と結び2)
英語と日本語は、文法構造だけでなく、言語が育つ土壌となる文化がかなり異なります。そのため、英語でメールを書く際は、日本語で書いた下書きをword-for-wordで英語に置き換えるのではなく、英語らしいtrain of thoughtでアイデアを再構築しながら文章を作成する必要があります。
英語と日本語は、文法構造だけでなく、言語が育つ土壌となる文化がかなり異なります。そのため、英語でメールを書く際は、日本語で書いた下書きをword-for-wordで英語に置き換えるのではなく、英語らしいtrain of thoughtでアイデアを再構築しながら文章を作成する必要があります。
筆者は以前、仕事の片手間に思い付いたアイデアを気ままにブログで発信していました。このブログで非常に人気が高かった記事の一つが、日本語の「自由に生きる」を英語でどう表現するかを自分なりに考察した記事でした。
「自由に生きる」を直訳すれば”live freely”です。文法的には全く問題ありません。日本の学校の試験に出題される和文英訳であれば、これで正解です。ただ、”live freely”は、文法的に間違っていなくとも、英語のネイティブスピーカーはあまり使用しない表現で、「日本語らしい英語」の代表例です。
今回も引き続き英語でビジネスメールを書く際の基本的な注意点を説明します。
件名と書き出しについては前回までの投稿で説明したので、今回は本文と結びに進みます。