Dr. 会社員は以前、翻訳家はある種アーティストの様なものだ、と書きました。
翻訳は創作活動の要素を強く持っているというDr. 会社員の見方に変化はありませんが、翻訳には一般的な表現活動と少々異なる点がある、ということにも触れておきます。
それは、文章を始めとした各種媒体を通した表現活動と異なり、翻訳は主体者のエゴが大きく抑えられている、という点です。
つまり、翻訳者はオリジナルの文章を手掛けた執筆者の黒衣として表現活動を行う、ということです。
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