他人軸では、フリーランス翻訳者になれない

他人軸では、フリーランス翻訳者になれない

本気でフリーランスの翻訳家になりたいなら、他人軸に合わせてはいけません。

確かに、日本では他人軸がデフォルトであり、模範的な生き方と刷り込まれている人が多いため、日本で生活している人ほど、他人軸から脱却するのは難しいと思います。

しかし、不可能ではありません。

また、他人軸で生きていると、自分が他人軸で生きていることに気付きません。

独りになって自分をじっくり見つめる時間を取るのも一案です。


フリーランス翻訳家は、孤高のアーティスト

フリーランス翻訳家は、アーティスト

別の投稿でも述べましたが、フリーランス翻訳家というのはアーティストとしての要素を備えた職業です

つまり、他人と同じ様なことをしていては、成功しにくいのです。

また、翻訳の仕事をする上で他人と同じ様なことをしていると、面白くありません。

誰かに教わったテクニックを仕事の中で繰り返し使うのではなく、自分のセンスを活かした訳文を提供することに面白みがあるのです。

また、そういう訳文を評価してくれる取引先を見つけることも、この仕事の楽しみの一つです。

もちろん、原文を無視して勝手に作文するということではありません。

自分で好き勝手に書きたい場合は、翻訳家ではなく作家やジャーナリストを目指す方が良いでしょう。

とはいえ、作家やジャーナリストも、出版元からの商業的なプレッシャーがあるので、完全に自由で楽しいだけの仕事、というわけではありません。

Dr. 会社員は作家として仕事をしたことはありませんが、マスコミでニュース記事を書いている間は、自分が本当に思っていること、というよりは雇用主がDr. 会社員に書いて欲しいことを書いていた様に思います。

それはそれで、楽しい部分もありましたし、自分が負う責任もあまりなく気楽だったので、良い思い出ではありますが。


他人の意見ばかり聞かなくていい

他人の意見ばかり聞かなくていい

フリーランスの翻訳家になりたいなら、他人の意見ばかりに耳を傾けるのを止めましょう

客観的なフィードバックをもらったり、ノンフィクションの書物を読んだりする事は自分の成長に役立ちますが、日本人は基本的に他人の意見に振り回され過ぎです。

そういう意味で、SNSやブログの情報を全て鵜呑みにするのは、止めた方が良いと思います。

本サイトは個人ブログであり、Dr. 会社員はたまにTwitterにも登場する、という事実を踏まえた上での意見です。

特にSNSの情報ばかり吸収していると、集団心理に流されます。

人間は集団の力で多くのことを成し遂げた一方で、集団になると間抜けな判断を下す生き物です。

また、SNSやブログといった媒体は、人目を引くためのスタント活動が活発で、眉唾物の情報、ネガティブな要素を誇張した情報などが満載です。

この頃は、マスコミでもそういった傾向が強く見られるようになりました。


まとめ

まとめ

今回の投稿では、他人軸ではフリーランス翻訳者になれない、ということを説明しました。

雇われ翻訳者ではなく、フリーランスとして翻訳業に携わりたいなら、アーティストのメンタリティを身に着けると役立ちます。

Dr. 会社員はアーティストの伝記をたまに読みます。

今まで読んだ中で、オランダの画家、フィンセント・ファン・ゴッホの伝記は、なかなか面白いと思いました。