翻訳者としての適性をMBTIで調べてみよう

日本ではあまりメジャーではありませんが、英語圏の国々では、職場やプライベートでの人間関係や職業の適性を分析する際に長年使われている性格テストがあります。

The Myers–Briggs Type Indicator (MBTI) というもので、こちらのサイトから無料で試せます。

Myers–Briggs Type Indicator (MBTI)
Source: NERIS Analytics Limited

右上の赤丸で囲った部分をクリックすれば日本語でも見ることができます。

でもせっかくなので、英語が分かる人はオリジナルの英語のページを参照した方がいいと思います。

上記の画面を下にスクロールすると質問が出てきます。

これらの質問に、直観的にできるだけ素早く回答していきます。

結果のページでは career paths の説明も表示されます。

下記の画像で赤丸で囲った部分をクリックすると、自分の結果以外の性格も見ることができます。

Myers–Briggs Type Indicator (MBTI)
Source: NERIS Analytics Limited

適性を最後に決めるのは自分

適性を最後に決めるのは自分

MBTI長い歴史を持ち、それなりに各方面で信頼を得ている性格診断法ではありますが、世の中は例外だらけ。このテストの結果はあくまでも参考ですね。

どのような評価尺度についても言えることですが、MBTI だけで個人の性格や適性を完全に判断することは不可能ですし、適性は年齢や経験を重ねることで十分変わります。

仮に翻訳にはまったく向かない性格を示唆するような結果が出たら、それでも翻訳で生計を立てていきたいほどの情熱があるのかどうか、それとも違う道を考えてみるのか、といった点を考える良い機会になるかもしれません。

翻訳は職人技なので、一般的な会社員と比較すると、向き不向きがはっきりと分かれる気がします。

過去の投稿でも触れましたが、孤独に弱い人は翻訳(特にフリーランス)で生計を立てるのは厳しいかもしれません。

「飲み会への参加」、「友との語り」、「女子会」といった手段でリフレッシュできるタイプの人は、翻訳作業そのものよりも職場環境で苦しむことになるかもしれません。


MBTIはYouTube でも紹介されています。