フリーランス翻訳は孤独な仕事、だから最高

フリーランス翻訳は孤独な仕事、だから最高

翻訳は孤独な作業です。

フリーランスも、基本的に孤独です。

なので、フリーランス翻訳者は本当に孤独です。

そのため、
孤独好きには
最高の職業です

フリーランス翻訳になってみたいが、孤独に耐えられるかどうか不安、という人は、以下の内容を読んで共感できれば、多分大丈夫でしょう。


孤独でないと集中できない

孤独でないと集中できない

翻訳は非常に高い集中力が求められる仕事です。

翻訳に限らず、物書きは集中しないと作業できません。

Dr. 会社員は今まで翻訳以外に、ニュース記事を書いたり、テクニカル文書を書いたり、論文を書いたりしてきました。

いずれの書き仕事でも、自分にとって最も効率的に作業ができる条件が「一人でいること」でした。

とはいえ、現職の翻訳以外は雇われの身分だったので、ほぼ常に人に囲まれた状態で作業していました。

職場では多分、「近寄らないで」オーラが出ていたと思います。

特に翻訳の場合は、自分の母語でない言語を扱うので、相当注意しないと読み間違えたり書き間違えたりします。

言葉を扱う作業のためか、Dr. 会社員は周囲で人の声がすると非常に気が散ります。

バックグラウンドで歌でも流れていようものなら、完全にアウトです。


孤独でいることで、自信が付く

孤独でいることで、自信が付く

一人で作業すると仕事の品質が向上するので、プロとしての自信につながります。

簡単にまとめると、以下の様なサイクルが生じます。

孤独に作業

集中

自分が納得できる品質を達成

自信が付く

また、ネガティブなフィードバックをもらった場合、自分で納得した納品物を提出していれば、フィードバックの内容を冷静に分析できます。


自分の人生をじっくり考えられる

自分の人生をじっくり考えられる

翻訳に限らず、フリーランスは我が道を歩む存在です

駆け出しの段階では、現在までに成功を収めている人の真似をするのが効率的かもしれません。

しかし、ある段階を超えると、そこからはオリジナルのキャリアプラン、人生プランを考えなくてはなりません。

行動経済学の本を読むとよく分かりますが、人間は一般的に、集団心理(herd mentality)に非常に強く影響を受けます

その一方で、歴史の本を読むと分かりますが、人間は集団になるとおかしな判断を下しがちです。

一人でいる時間を確保し、冷静な頭で読書したり、自分と向き合ったりすることで、自分にとって最適な選択を見つけやすくなります。

確かに、翻訳業界のコミュニティで有益な情報が得られることはあると思います。

ただ、そこにばかり注目していると、翻訳業界の集団心理に影響される可能性は否めません。

集団の意見が
あらゆる状況で
必ずしも最適とは
限りません


まとめ

まとめ

今回の投稿では、フリーランス翻訳は孤独な仕事であるが故に、向いている人には最高の職業だとDr. 会社員が考えている理由を説明しました。

Dr. 会社員は一人で過ごすことが好きですが、人嫌いではありません。

ちゃんと友人はいますし、家族も大切にしています。

人里離れて秘境に住んでいるわけでもありません。

仕事や趣味など自分の好きなことのほとんどが一人で取り組む方が効率の良い活動であるため、一人の時間を自然に好むようになっただけです。