翻訳で生計を立てたいなら、翻訳支援ソフトは非常に有用だとDr. 会社員は思っています。
翻訳支援ソフトの代表的な製品は、SDLRWS社の「Trados Studio」やWordFast社の「WordFast」でしょうか。
上記はデスクトップでもクラウドでも使えるツールで、最近はオンラインのみで使用するクラウド型のツールが増えてきました。
翻訳支援ツールには多種多様な製品があります。
翻訳会社も独自にプラットフォームを次々と開発しています。
一つか二つ使いこなせるようにしておくと、翻訳支援ツールはどれも使い方が似ているので、ビジネスチャンスが広がります。
翻訳支援ソフトを購入するにあたってのハードルは以下の二点に集約されるかと思います。
- 価格が高い
- 使い方が分からない
Dr. 会社員もTradosを購入するまではそう思っていましたし、
翻訳家の真の実力は
語学力と文章力であって
ITスキルではない
と、自らの成長にブレーキをかける、何とも危険な考えに固執していました。
日本では翻訳会社や翻訳者養成学校が翻訳支援ソフトの使い方講座を開講しているようですが、Dr. 会社員の居住国ではそういった講座はあまり一般的ではありません。
Dr. 会社員個人の経験では、講座を受講しなくても、翻訳支援ソフトの基本的な操作方法は自力で学べます。
Trados Studioの基本的な使い方は、Dr. 会社員が普段使っているTrodos Studioのスクリーンショットと併せて別の投稿で説明しています。
SDL社が公開しているTradosの操作法の動画もあります。
英語以外の言語で公開されているのかどうかはよくわかりませんが、英語に限って言えば学習素材には無料で簡単にアクセスできます。
Trados以外のソフトウェアも、ネットを駆使すれば操作方法を独学できます。
今のところ、Tradosはソフトをダウンロードしてから30日間無料で使用できるので、その間に動画を見ながら練習すれば基本的な操作はマスターできます。
日本語と英語のペアの翻訳を手がける人だったら多分この動画の内容は理解できる・・・はずです。
複雑な操作をマスターしようと思ったら有料の講座を取る必要があるのかもしれませんが、Dr. 会社員は、自分に必要な操作はSDL社の無料チュートリアルで十分理解できました。
冒頭に挙げたハードルの一点目「価格が高い」については、投資と捉えるべきかと思います。
本気で翻訳業に従事すればちゃんと元は取れます。
むしろ高ROIが期待できるくらいです。
WordFastもオンラインで基本的な操作は習得できます。この動画で説明している人はMacを使っていますが、Windows利用者でも説明は分かります。