Dr. 会社員はフリーランス(自営業)の翻訳者です。
サラリーマンではないので、月々の収入に波があります。
年収にも波があります。
年収に波があるので、納税計画を慎重に練らなくてはなりません。
年収に波があると毎年の納税額が大きく変わり、経費の使い方を見直す必要も生じるので、作業が増えます。
そのため、月次の売上に差が生じても、年次の売上にはできるだけ差が出ないように気を付けてはいます。
翻訳業の性質上、自分が翻訳の需要をコントロールすることはできません。
そのため、収入のリスクを分散する際には、翻訳の需要よりも自分がコントロールしやすい対象にフォーカスすることが重要となります。
極論を言えば、世の中で完全にコントロールできるのは自分の頭の中くらいではあるものの、可能な限り自分でコントロールできるものを選んでいくことが、大切です。
目次
顧客の需要はコントロールできない
上述の通り、翻訳者は翻訳の需要をコントロールできません。
消費者が必要としていないサービスを押し売りするのは、無理です。
それでも、フリーランス翻訳者にとって、日々の生活を安定させ、納税で困らないようにするためにも、年収を可能な限り安定させることは重要です。
そのため、Dr. 会社員は翻訳を本業としつつも、投資やブログといった副業もしています。
今のところ、副業からの収入が本業を上回ったことはありません。
それでも、何年か続けているうちに年収のそれなりの割合を占めるようになってきたので、キャッシュフローの安定化には役立っています。
もちろん、投資やブログも自分が完全にコントロールできるわけではありません。
それでも、収入の波が翻訳と連動しないので、リスク分散には効果的だと感じています。
不労所得が期待できるものを副業に
本業を疎かにせず副業するというのは正に、言うは易く行うは難し。
本業で疲れた頭に鞭打って、頑張らなければ副業できません。
頑張り続けるのはきついので、Dr. 会社員は、継続とともに努力が要らなくなってくる仕事を副業に選んでいます。
もちろん、時間とともに労力が減っていく傾向があるとはいえ、最初から何もしないでほったらかしでお金が入ってくるわけではありません。
Dr. 会社員の主な副業は投資とブログです。
ブログからの収入は今のところお小遣い程度ですが、投資は数年続けた結果、収入をそれなりに補填できるようになってきました。
それでも、投資だけで生活するにはまだまだ不十分です。
それに、投資だけに収入を頼るのはリスキー過ぎます。
投資からまとまった収入を得るには、
長い時間がかかります。
別の投稿でも説明しましたが、投資で一気に儲けようとすると、高確率で失敗します。
これは、まともなリソースを使って投資を勉強した人なら誰でも知っていることです。
だからこそ、若いうちから勉強して、できるだけ人生の早い段階で始めることが最も有効な戦略なのです。
Dr. 会社員も、もっと若いうちに投資を学んでおけばよかった、と思っています。
投資は収入の確保に役立つと雖も、自分が手を動かす労働(=翻訳)よりリスクが大きい(つまり、保有している資産の評価額が変化する)ので、Dr. 会社員は投資一本で生きていくという選択肢は考えていません。
しかも、投資からの収入は翻訳以上に波があります。
ブログも今後のポテンシャルが不明なので、ブログだけで生活するという発想もありません。
まとめ
今回の投稿では、フリーランス翻訳家は副業でリスク分散すると、キャッシュフローの安定化に役立つ、とDr. 会社員が実体験を通して感じている理由を説明しました。
フリーランス翻訳、投資、ブログ。
全て収入に波があり、リスクのある働き方ですが、リスクの性質が異なる収入源を混ぜると、全体的なリスク分散に役立つ様です。