洋書の多読の効果が出ない、と悩んでいる人は大勢います。
何故か?
結論から言うと、それが普通だからです。
過去の投稿でも触れましたが、日本語環境で育った日本語ネイティブが英語を自由に使いこなすには、尋常でない努力と時間が必要です。
あっという間に英語が話せたり聞けたりするようになることを謳ったメソッドや教材は古今東西で人気を博していますが、これらは基本的に「夢を見せてくれるモノ」です。
現実と混同してはいけません。
それでも「自分は血のにじむような努力をしている」という人のため、もう少し問題を掘り下げてみます。
目次
周辺情報の収集に時間をかけすぎ
ネットには多読ノウハウ系の情報が満載です。
しかし、多読をサポートするはずの情報を読めば読むほど、実際に多読にかけられる時間が減っていきます。
洋書の多読で効果を上げるには、しっかり集中して読める時間を十分に確保する必要があります。
多読のテクニックを紹介する
書籍やブログより
実際に洋書を読みましょう
多読で英語を読むスピードを上げたいなら、膨大な量を読む必要があります。
Dr. 会社員が実際に今まで読んできた洋書の量は、過去の投稿で説明しました。
「多読におすすめの本」を読んでいる
読めば誰もが英語を読むスピードが上がるといった、幻の書籍は存在しません。
自分が読みたい本を探す上で、アマゾンなどでの書籍レビューや、個人のブログで紹介されているお勧めの本を参考にするのは良いアプローチですが、あくまでも、「自分が読みたい本」を読まなければ内容は頭に入りません。
内容が頭に入らないと、字面を追っているだけになるので、すぐ飽きますし、多読の効果も期待できません。
字面を追うという行為は
読書ではなく
英字を眺めているだけです
ちゃんと「読む」ことのできる、自分に合った本を選びましょう。
多読用の本の選び方のコツは上記で紹介した過去の投稿で説明してあるので、よかったら参考にしてください。