節約によって貯めた資金を投資することで、資産形成の第一歩を踏み出せます。
そのため、資産を築く初期段階では節約が重要となります。
少しでも早く、少しでも多く資産を形成するには、効率的に節約する必要があります。
効率的に節約するには、節約効果の高い対象と低い対象を見極めることが大事です。
目次
何でもケチるのは逆効果
節約するにあたり、何でもかんでもケチって出し惜しみするのは逆効果です。
節約と赤貧生活は同義ではありません。
別の投稿で述べた通り、資産を築くには、無駄な支出を抑えつつ、使うべき場面でお金を使うのが有効です。
自分にご褒美をあげてばかりいると永遠に貧乏から脱却できない一方、赤貧生活を自分に強いると、ひもじい気分になります。
人間は
気分に大きく左右される
生き物です
資産を築く際も、気分良く毎日を過ごす工夫が大事です。
参考:マルクス・アウレリウス
また、何でもかんでもケチって安物ばかり買うと、自宅にモノが溢れます。
モノが溢れかえった空間には、貧乏臭が漂います。
節約効果の薄いモノ
Dr. 会社員は貧乏だった時期があります。
その頃は、節約にかなり精を出しました。
しかし、実際に節約してみて、効果が薄いと感じたものもあります。
以下に実例を挙げます。
- ラップを洗って再利用
- 使い捨て食器を持ち帰る&再利用
- 小分けの調味料を持ち帰る
- まとめ買い
使用後にさほど汚れていないラップを洗って乾かし再利用する、というのは多くの人がやっていることですが、これは節約効果が薄い気がします。
そもそも、ラップ自体の値段が高くないので、再利用しても節約できる金額は一円玉単位です。
ただ、Dr. 会社員は、環境上の理由でラップをできるだけ使わないようにしています。
上記は使い捨ての食器にも当てはまります。
また、使い捨ての食器が自宅に溜まると、住空間がみすぼらしく見えます。
小分けの調味料を余分に持ち帰った場合、大抵はすぐに使いません。
そのまま冷蔵庫や棚に放置、あるいは廃棄、という結果になりがちです。
まとめ買いは、基本的に支出の増加に繋がります。
ストックが大量にあると、たくさんあるという安心感から消費量が増えます。
また、古いものから順に使うための在庫管理が必要になります。
資産形成の観点から考えると、まとめ買いによる負の影響は、現在の所持金が余計に減るということです。
資産を形成するには
資産価値の低いモノを
できるだけ持たないことが
重要です
現金には資産価値がありますが、スーパーや小売店で買えるモノに資産価値はありません。
購入した時点で、資産価値はほぼゼロになります。
これらのモノの存在意義は、消費です。
現在と(数週間先程度の)近い将来に消費しないモノが溜まった状態は、在庫が過剰(=無駄)、ということです。
まとめ
今回の投稿では、Dr. 会社員が実践してみて節約効果が薄いと感じたモノの例をいくつか挙げました。
何でもかんでもケチったり、資産価値のないモノを大量に自宅にストックしたりするのは、資産形成においてマイナスに働く様です。