翻訳での稼ぎと出身大学は関係ない

翻訳での稼ぎと出身大学は関係ない

翻訳での稼ぎに出身大学は影響しません。

しかしDr. 会社員は、学歴は翻訳での稼ぎに影響すると思っています。

学歴がダイレクトに収入に繋がるという意味ではありません。

自分が寝ている間に学歴さんがどこかで働いて収入を得てくれるなら有り難い限りではありますが、現実はそういうわけにはいきません。

翻訳で収入を得るには、二つの異なる言語で高度な読み書きができることが絶対条件です。

また、専門知識がある方が間違いなく有利です。

高学歴の人は何らかの分野で深い知識を持っている可能性が高く、高度な読み書きができないと高いレベルの学位は取れません。

そのため、Dr. 会社員は学歴が翻訳での稼ぎに影響すると思っているのです。

学歴が直接お金を持ってきてくれるのではなく、学歴を取得するまでの過程で培う知識やスキルが、翻訳で稼げるかどうかにかなり関係している、ということです。


高学歴と高偏差値は別の概念

高学歴と高偏差値は別の概念

日本では「高学歴=高偏差値の学校に入学」と捉えている人が多い様です。

偏差値の高い学校に入学した人が「高学歴」と一般的に呼ばれています。

しかし、Dr. 会社員が考えている「高学歴」は、「偏差値の高い学校の入試に合格した人」のことではありません。

Dr. 会社員が考えている「高学歴の人」とは、高等教育機関で専門的な知識を習得し、卒論を書き、それに見合う学位を取得した人です。

なので、Dr. 会社員は、修士号以上の学位を持っている人は「高学歴なんだな」と感じます。

偏差値が高い学校に入学しても、入試で燃え尽きたために学士号レベルでの勉強をまともにこなしていないなら、受験のテクニック以外はあまり身に付いていないことになります。

ただ、「高学歴」と「専門知識の習得度」にはある程度相関がある一方、「高学歴」と「二か国語の運用能力」との間に相関はありません。

実務に活かせる専門知識を持ち、二か国語をきれいに使えるのであれば、翻訳で成功できる要素を一部備えていることになります。

つまり、過去に入学が許可された大学の偏差値の高低と翻訳での稼ぎは相関関係にない、ということです。


日本人は出身大学に拘り過ぎ

日本人は出身大学に拘り過ぎ

日本人は出身大学に拘る人が非常に多い気がします。

社会全体が出身大学に拘り、出身大学が個人のアイデンティティと化している状況すら見受けられます。

誰かの名前が思い出せない時に、

「あー、XX大学出身の人ね」

なんていうセリフが出てくるのは、受験戦争が熱い日本や一部のアジア諸国くらいでしょう。

Dr. 会社員の住んでいる国でも出身大学を気にする人はいますが、日本ほどではありません。

出身大学に拘るのは、アカデミアの住人や上級公務員など、社会のごく限られた集団だけです。

ひょっとしたら、Dr. 会社員は自分と似たような考え方の人としか意見を交わしていないからそう感じるだけかもしれませんが。

出身大学に拘る人を否定はしませんが、あまり意味のない行為だとDr. 会社員は思っています。

とにかく、翻訳での収入に出身大学は関係ないので、翻訳家を目指す人は拘らなくていいと思います。

翻訳家になるためには、出身大学以上に拘るべき点がたくさんあります。

翻訳者の出身大学に拘る翻訳会社はあるのかもしれませんが、Dr. 会社員の取引先にそういう所はありません。


まとめ

まとめ

今回の投稿では、翻訳での稼ぎと出身大学は関係ない、とDr. 会社員が考える理由を説明しました。

繰り返しますが、Dr. 会社員は「どこの大学に行ったかどうかは翻訳の稼ぎに影響しない」と言っているだけで、「学歴が関係ない」とは言っていません。

学歴は翻訳の稼ぎに影響するとDr. 会社員は思っています。